活動ブログ

連立政権について、私の考え

日本維新の会は、自由民主党と連立政権を樹立しました。これまでの経緯、日本維新の会としてのスタンス、また、私個人としての受け止めについて、お伝えさせていただきたく、文章を書かせていただきました。長くなりますが、ご一読いただければ幸いです。

◆自由民主党・日本維新の会 連立政権合意書

10月20日、自由民主党、日本維新の会は、連立政権合意書を取り交わしました。この合意書では、国家観を共有し、立場を乗り越えて安定した政権を作り上げ、国難を突破し、「日本再起」を図ることが何よりも重要であるという判断に立ち、全面的に協力し合うこと、経済政策、社会保障政策、外交安全保障政策、政治改革など、多岐にわたる政策を推し進めていくことに合意しました。

連立政権合意書のリンクを貼りますので、ご興味のある方は、ぜひご一読ください。

〇自由民主党・日本維新の会 連立政権合意書(2025年10月20日)

https://o-ishin.jp/news/2025/images/624de5f22900f6e88e892abb49d3fc70ef3cac92.pdf

◆連立政権樹立

この政権合意を踏まえ、10月21日、第104代首相として、高市早苗首相が指名されました。

日本維新の会は、今回の連立政権樹立において、大臣などの人材を輩出しない、閣外協力とすることになりました。様々な意見がありましたが、自民党がしっかりと政策実現を行っていくのか、政策の進捗状況を見極めるという側面もあったと聞いています。

◆日本維新の会として

今回の日本維新の会、自民党の連立政権について、多くの方からご意見をいただきました。好意的なご意見が多かったですが、一方で自民党を倒し、改革を推し進める立場だと思っていたのに、連立を組んだことに失望したというご意見など、皆様の中でも様々な受け止めがあったようです。

今回の連立について、維新が推し進める政策を実現して、日本がより良い方向に進んでいくということについては、私自身は好意的に受け止めていますが、一方で、日本維新の会らしさが失われ、政党が消滅してしまうのではないかという側面もあると思います。それでも、私たちは、一つでも二つでも政策を実現して、日本を再起することを決め、連立政権に参画することを決めました。

◆私個人として・選挙のこと

より良い日本にしていくために、自民党だけでは進まなかった改革について、日本維新の会が連立を組むことによって、早いテンポで政策を実現していくことができるだろうという期待感を持っています。

今回の連立によって、衆議院・東京25区で活動している私にとっては、次の選挙のことを考えると、これからどうなるのがわからない状況です。なぜなら、連立相手の自民党の現職議員である井上さんがいらっしゃるからです。

吉村代表は、自民党との選挙協力、選挙区調整については必要ないという認識を示していて、違う政党なので、選挙で堂々と次の選挙で戦えばいいとおっしゃっています。まだ、日本維新の会、自民党ともに、次の衆議院選挙について、どうするかは何も決まっていない状況です。

私はこれまで自民党に代わりうる政治体制を作って、改革を行っていきたいと考えていました。しかし、今回の自民党との連立によって、どのようなスタンスで政治的な主張していけばいいのか、まだ整理がついていません。

◆むすびに

国会が開会し、これから年末にかけて、補正予算の編成や物価高対策など、多くの政策課題が議論されていきます。こうした国会の状況を見据えながら、私自身がどのように政策を訴え、この東京25区で次の衆議院選挙を戦うのかなど、いろいろと考えながら活動していきたいと思います。

今後とも、ご支援のほど、宜しくお願い申し上げます。